そう言えば、昔あの店に行ったよね。
業務日誌を書いてみる。お客様のことを書くのは避けてきたが、曖昧な描写にしてここに残しておいても特定されることもないから大丈夫であろう。しばらく書いてみて調子よく行けそうなら、公式に書いても良いかも知れない。
全国的にコロナ陽性者も減り、この地域の人出も増えてきた。インスタグラムを見てきた若い女性客の比率が高そうだ。常連の方もコロナ第五派の間は足が遠のいていたが、今日は来てくれて買い物をしてくれた。髪型が変わっていてずいぶん久しぶりな気もする。
高校生か大学生くらいの姉妹と両親のお客様。娘さんたちがインスタグラムをみていて、親とともにやってきたという様子。娘二人が選び抜いた本をお父さんがレジで購入して帰っていった。
自分の始めた店がいろいろな人たちの記憶に刻まれていく。
人生は生きるか逃げるか
自殺を具体的に考えたことはない。中学生の頃に自分が自殺をしたらどうなるだろうかと悩み、もし家族が両親や兄が自殺をしたら私はどうなるだろうと眠れない夜に思い描いた。
兄とは仲は良かったが両親とは会話するのも嫌な関係。兄はともかく、それでも両親が自殺したことき、それを抱えてながらこれらの後の人生を歩むことを考えたら恐ろしかった。
私が自殺したら、きっと兄も両親もそれからの人生に大きな影を落とすだろう。毒の沼地を歩き続ける人生になるだろう(当時ドラクエにハマっていた)自殺するくらいなら失踪しようとその時に決めて今だにそう思っている。
若いうちに人生の選択肢から自殺を外したのは私の数少ない正解だった。人生は生きるか逃げるか。逃げることが多かったが、おかげでなんとか生きている。
知人がどうやら自殺したらしく、そんなことを思い返した。
NP
6/8 ホフディラン
今の僕を支えるのは音楽の力
最近気になっている読書家の方のエッセイを読んでいたら、最近本が読めなくて音楽ばかり聴いていると。わかる。私もそうだ。
読書は能動的に文字を読まねばならないが、音楽は何もしなくても聴こえてくる。気が散っているときは音楽があることに気づかないだけで、気に入るときは自然の心に流れ込んでくれる。
心地よいメロディと歌詞のおかげでメンタルがヘロヘロな日々でも何とか気を取り直して過ごすことができる。
思い返せば昔からそうだったな。バイト先がブラックだったり、就職先の人間トラブルだったり。そんな時はいつも音楽を聞いてきた。
読書は心に余裕があってこそ、じっくりと考えることができ、自分を見つめ直したり進む道を考えることに繋がる。
倒れそうな時に直接的に支えてくれるのは音楽。演奏や声が身体に直接響くこと。繰り返し聴くことでシンプルなフレーズが脳内にリフレインすること。考えなくても音楽は身体に作用する。
NP
手探りで歩む日々の
コロナの影響なのか暑さなのか、はたまたうちの人気がなくなったのか客はさっぱりこない。
実家のほうも複雑になり決め手にかける。なんだかすべてがうまく運ばなくて心がふらふらする。
np
途方にくれても生きていく Mr,ふぉるて
善意の人ほど恐ろしい
新型コロナウイスルのデルタ株が猛威を振るっている。医療崩壊の東京が心配すぎる。大阪も危険水域。
悪の組織や悪意のある人は少ないのだから、誰かを悪役にするとこは陰謀論に陥りやすく危険だとTwitterでみかけた。言いたいことは分かるけれど、悪意がないけれど結果的に不誠実な方針や結果を生むことは多々あって、それは批判することでしか是正されない。「悪」ではなく行為や原因を究明、責任の所在を明らかにして、今後同じような事態が起きないようにしなくてはいけない。あのTwitterの意見はまさに批判だけして何の対策もなく害悪しか残さない好例だろう。地獄の道は善意でできているなんてローマの時代からわかっている。
途方に暮れてスマホ乗り換え
さっそく日記の更新を忘れてしまっていた。日付をみると、あの問題が発見されてから日記を書いていない。
確かに色々なことが吹っ飛んでしまう問題なので、こんなのんびりした日記など消し飛んでしまうのも当然だ。どうしたものかと考え込んでしまい数日間は眠りも妨げられ、状況をより把握してみれば脳内の最悪シナリオではなかったにしても、放置したままで良いはずもない事態。
こんな悪趣味な漫画みたいな世界に身内が迷い込むとは思いもよらず現実とはどうしようもなく残酷で悲惨で救いがない。
私にできることはあまりない。個人的に懸念だったスマホの料金見直しへと出向き格安プラン会社に乗り換えて、私はやれるべきことをしたのだという既成事実で精神のバランスを図る。
NP
途方に暮れて生きていく
Mrふぉるて